現在公開中の映画「世界がきみのはじまり」ですが、監督は舞台やドラマの演出を手がけるなど、ボーダーレスな活動を続ける29歳のふくだももこさんという女性です。
29歳という若さもさることながら、ふくだももこさんの生い立ちや家族関係がすごいです!
今回はそんな新進気鋭のふくだももこさんの経歴について調べてみました。
ふくだももこさんの経歴
「君が世界のはじまり」ふくだももこ監督インタビュー
書いて撮って、ちょっとだけ視野が広くなったこのごろ#君が世界のはじまり @fukuda_27https://t.co/Xtlr5ihxBe— 好書好日(こうしょこうじつ) (@BOOK_asahi_com) July 30, 2020
名 前:ふくだももこ(福田桃子)
生年月日: 1991年8月4日(29歳)
家族構成:父・母・兄・本人の4人家族
職 業:小説家・映画監督・脚本家
ふくだももこさんの生い立ち
ふくだももこさんの生い立ちですが、現在のご両親は養父母であり、本当のご両親は本人も分からないようです。
ふくだももこさん曰く
「0歳、おそらく産まれてすぐ。産んだ人が育てられなかったんでしょう。私を施設に託していきました」
とインタビュー記事の中で語っています。
現在のご両親との出会いのきっかけは、現在の母親(養母)は子供が産めない体ででしたが、どうしても子供が欲しいと思っていた時に、新聞で載っていた里子の記事でふくだももこさんを見つけたそうです。
ふくだももこさんには3歳年上の兄もいらっしゃるそうですが、このお兄さんもふくだももこさんとは別の施設で育っていたのを養子として引き取られたそうです。
つまり、家族全員が血がつながっていないということです。
子どもが欲しいからと言っても、二人も養子にするってなかなかできることではないですよね。
ご両親は血のつながっていない子供を育てるのはいろいろご苦労があったと思います。
特に「血がつながっていない」「本当の親子ではない」ということを子供にカミングアウトするのはよほどの覚悟が必要だと思います。
ふくだももこさんが自分が養子だと聞かされたのは小学校1年生のときだったといいます。
その時の福田桃子さんの反応は
『え、ほんまのお母さんじゃないん……?』というショックもなかった。『へえ~!』くらい。母いわく、聞いた次の日、学校の友だちに『うち、ほんまの親ちゃうねんて!』と言いふらしていたらしいです。おもろい話聞いたで~くらいの感じで。アホですよね(笑)」
とインタビュー記事の中で語っています。
これにはお母さんもホッとしたのではないでしょうか?
ふくだももこさんの高校卒業からこれまでの活躍
ふくだももこさんは高校卒業後、日本映画大学に進学します。
映画監督としては、この大学の卒業制作として監督・脚本を努めた「グッバイ・マザー」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014、第6回下北沢映画祭、湖畔の映画祭で入選し、映画監督デビューを果たします。
その後長編映画監督としては、2019年には「おいしい家族」を、今回の「君がせかいのはじまり」を撮られています。
小説家としては、2016年には小説「えん」で第40回すばる文学賞佳作を受賞し、小説家としてもデビューしています。
その後も、「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」(「すばる」2017年12月号)
「君か、それ以外」(「すばる」2020年4月号)を発表しています。
まとめ
今回はふくだももこ監督の経歴についてまとめました。
ふくだももこ監督の生い立ちはなかなかハードのものですが、今でもご家族とは仲が良いようです。
これからも映画監督・小説家として、二足の草鞋を履くのは大変でしょうが頑張ってほしいと思います。これからの活躍に期待大ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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