西村康稔経済再生担当相が年末年始休暇を延長して、正月休みを分散化させようと経済界や全閣僚に呼び掛けていますが、どうなるんでしょうかね?休んでばかりで、給料入ってこないならあまり意味がないような気もしますが・・。
西村康稔衆議院議員は、菅内閣でも経済再生担当大臣として活躍していますが、どういった経歴の持ち主なのでしょうか?
今回は、西村康稔経済再生担当大臣の派閥や略歴・評判についてまとめました。
西村康稔衆議院議員の略歴は?
西村康稔衆議院議員の略歴についてみていきます。
名 前:西村 康稔(にしむら やすとし)
生年月日:1962年10月15日
選挙区:兵庫9区
当選回数:6回
西村康稔衆議院議員の誕生から大学時代
西村康稔衆議院議員は兵庫県明石市で会社員の息子として誕生します。幼少期は市営住宅で過ごし、中学校は現在は閉校していますが、神戸大学附属明石中学校に通っていました。
高校は超が付く進学校、灘高校です。灘高校は中高一貫校で、1学年の人数は200名程度で、高校から入学するいわゆる外部進学者は毎年40名ほどです。
しかも、高校入試の出題範囲は高校2年生までの内容が出題されるのです。ん?、高校に入るための試験なのに出題範囲が高校2年生ってどういうこと?
これは内部進学者が中学卒業段階で、すでに高校2年生までの内容を終えているため、灘高校に入学しようとするなら、高校2年生の内容まで理解する必要があるためだそうです。
西村康稔衆議院議員の頭の良さって半端ないですね。
そして大学は東京大学法学部へ。頭の良い人のエリートコースって感じですね。
また、頭が良いだけではなく、高校では野球部、大学ではボクシング部に所属していました。
西村康稔衆議院議員の大学卒業以降
西村康稔衆議院議員は、東京大学法学部卒業後、1985年に通商産業省(現:経済産業省)に入省し、在職中にはアメリカ合衆国メリーランド大学大学院で国際政治経済学を専攻し修士号を取得しています。
1999年に政治家になるため退職し、2000年に行われた第42回衆議院議員総選挙に無所属で兵庫9区から出馬しますが、落選。
2003年第43回衆議院議員総選挙に再び無所属で兵庫9区から出馬し、当選。以降、現在まで連続して当選しています。
2009年には自由民主党総裁選挙にも出馬しています。
この時の自由民主党総裁選挙は、直前の第45回衆議院議員総選挙で大敗し、初めて自由民主党が第1党の座から陥落したあとに行われた選挙です。
このときは衆参両院とも過半数に満たず、野党に転落しているため新総裁は内閣総理大臣には就任できません。そのため総裁候補と目されていた人たちが次々と出馬せず、最終的に谷垣禎一衆議院議員、河野太郎衆議院議員、西村康稔衆議院議員の3名が出馬し、谷垣禎一議員が総裁となっています。
この時西村康稔議員は当選3回、47歳での総裁選出馬です。総裁選に出馬するには推薦人20名が必要ですが、簡単には集まりません。野党に転落していたとはいえ推薦人を20人集められたのは、人望もあったからなのでしょうね。
西村康稔衆議院議員の派閥は?
西村康稔衆議院議員はどこの派閥に所属しているのでしょう。
西村康稔衆議院議員は、2003年に初当選した時は無所属だったので、同じ無所属の新人議員5人で院内会派を結成しましたがその後自由民主党に入党し、森派(当時)に入会しています。
森派は元首相の森喜朗議員が率いていましたが、2006年10月に派閥の会長を退任し、町村信孝議員が同派閥の会長に就任し、以後「町村派」となります。上でも記したとおり西村康稔衆議院議員は、2009年に総裁選に出馬していてこの時町村派を退会していますが、3年半後の2013年2月に町村派に再入会しています。
その後町村派は2014年に派閥の会長である町村信孝議員が衆議院議長に就任。慣例により町村信孝議員は派閥を離脱し、後任に細田博之衆議院議員が就任し、現在は細田派となっています。
ですので、西村康稔衆議院議員の所属する派閥は細田派となります。
西村康稔衆議院議員の評判は?
西村康稔衆議院議員の評判はどうなのでしょう?
西村康稔衆議院議員の国会議員の評判としては、自分の所属する細田派だけでなく他派閥議員も含めて政策グループも作るなど、政策力もあり有能でリーダーシップもある。
ただ、目立ちたがり屋で口が軽いという話もあるようです。過去に総裁選へ出馬した経験もあり、将来は総理総裁を目指してるのでしょうが、同じ派閥内からも目立ちたがりが過ぎるとの声もあるようです。
せっかく重要閣僚にの地位にいるのですから、変な目立ち方をせずに堅実に仕事に励んでいただきたいものです。
まとめ
今回は、「西村康稔議員の派閥や略歴・評判は」ということでまとめました。経済活動が停滞しているなか、経済対策は重要です。今後の活躍に期待したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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