世耕弘成参議院議員の経歴や派閥は|統一教会で泥沼裁判に

政治

女性蔑視するような発言をしたとして、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が国内外から非難を受けていますが、世耕弘成参議院幹事長は記者会見で森会長の続投を支持する考えを示しましたね。

世耕弘成参議院幹事長は、安倍首相の時は内閣官房副長官や経済産業大臣などの要職を務めていましたが、世耕弘成議員とは一体どのような方なのでしょうか?

今回は「世耕弘成参議院議員の経歴や派閥は|統一教会で泥沼裁判に」と題してまとめました。

世耕弘成議員の経歴

世耕弘成参議院議員のプロフィール

名  前:世耕 弘成(せこう ひろしげ)

生年月日:1962年11月9日

選挙区:和歌山県選挙区

当選回数:5回

生い立ち

世耕弘成議員は大阪府大阪市で生まれ、父親は学校法人近畿大学第3代理事長。

高校は大阪教育大学教育学部付属高等学校天王寺校舎

この高校の偏差値はなんと72めちゃめちゃ賢いですね!

世耕弘成議員はこの高校で、ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授と同期だったそうです。

しかも部活も同じ柔道部で親友でした。

高校卒業後は、早稲田大学政治経済学部政治学科を卒業。1986年に日本電信電話(NTT)に入社しています。

1990年にはNTTからの派遣でアメリカのボストン大学コミュニケーション学部大学院へ留学し、企業広報論修士号を取得。帰国後は関西支社経理部、本社広報部に勤務しています。

参議院議員へ

1998年11月に伯父で元自治大臣であった世耕政隆さんが亡くなり、その地盤を引き継ぐため、参議院和歌山選挙区の補欠選挙に自由民主党公認で出馬し初当選

2005年9月の第44回衆議院議員選挙では、自民党広報本部代理および幹事長補佐として自民党のメディア戦略を担当しています。

NTT時代のアメリカ留学が役立ったのでしょうね。

2009年、当時の麻生太郎総理大臣への退陣要求(いわゆる麻生おろし)では、若手議員を中心にした速やかな政策実現を求める有志議員の会を結成し代表世話人に就任しています。

またこの時の自由民主党総裁選挙では河野太郎さんの推薦人として名を連ねています。

世耕弘成議員は安倍晋三議員を深く尊敬しており、2012年の12月に発足した第2次安倍内閣では内閣官房副長官に就任。

この職務は2016年8月3日までの1317日間務め、これは政務担当内閣官房副長官として最長となっています。

このあとは、安倍内閣で経済産業大臣を務め、2019年9月には参議院自由民主党幹事長に就任しています。

世耕弘成議員の派閥は?

世耕弘成議員の所属する派閥は細田派です。

正式名称は清和政策研究会といいます。

1962年に福田赳夫さんを中心に結成された党風刷新連盟が起源です。

その後は安倍派(阿部晋太郎)→三塚派→森派(世耕弘成議員が入会したのはこの頃です)→町村派→細田派と続きます。

世耕弘成議員は細田派で参議院議員会会長を務めています。

世耕弘成議員と統一教会とは

統一教会(現:世界平和統一家庭連合)は韓国で生まれ、1960年代に日本に上陸しています。

この宗教については、70年代には入信した信者が親との関係を断ったり学業等を疎かにするなどして「親泣かせの原理運動」と呼ばれ、80年代には高額な商品を売りつける「霊感商法」が社会問題化しています。

また90年代には歌手の桜田淳子さんが入信し合同結婚式に参加すると発表して話題になりました。これを読んでいる皆さんも記憶に残っているものがあるのではないでしょうか。

世耕弘成議員については、ネット上で10年以上前から原理研究会(世界平和統一家庭連合の初代総裁文鮮明が提唱する統一原理を研究する学生団体)に所属していたと書き込みがありましたが、世耕弘成議員はこれに反論してきませんでした。

このことについて、2018年2月、青山学院大学の中野昌宏教授がツイッターに「世耕弘成は原理研究会(統一教会)出身だそうですね」などと書き込みました。

これに対し、世耕弘成議員は2019年8月に中野教授に名誉棄損、投稿記事の削除、謝罪文などを求めて東京地裁に提訴。

一方、中野教授は2020年9月に世耕弘成議員に対し、この裁判は「スラップ訴訟」(スラップとは平手でピシャリと叩くことで、訴訟で恫喝したという意味)だとして慰謝料などを求めて反訴。現在も継続中です。

双方言い分はあるでしょうが、なんだか子供のけんかに見えてきますが・・。

たぶん長引くんでしょうね。

結論は出るんでしょうか?気になりますね。

まとめ

今回は「世耕弘成参議院議員の経歴や派閥は|統一教会で泥沼裁判に」と題してまとめました。

世耕弘成議員はとても優秀な方だとわかりました。

これからもっともっと活躍されると思います。頑張ってほしいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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