武田良太総務大臣が携帯電話の値下げ要請に続き、NHKに対しても受信料の値下げを要請しましたね。携帯電話にしてもNHKの受信料にしても値下げが実現すれば、家計は大いに助かりますよね。
こんな注目を集めている武田良太総務大臣ですが、地元福岡では同じ福岡選出の麻生太郎財務大臣とは対立しているそうです。
そこで今回は、武田良太総務大臣の経歴や評判、麻生太郎財務大臣との対立についてまとめました。
武田良太総務大臣の経歴
武田良太総大臣相の経歴についてみていきます。
プロフィール
名 前:武田 良太(たけだ りょうた)
生年月日:1968年4月1日
選挙区:福岡11区
当選回数:6回
武田良太総務大臣は福岡県田川郡赤池町(現:福智町)出身で、早稲田大学文学部英文学部を卒業後、亀井静香衆議院議員の秘書となっています。
衆議院議員への挑戦
武田良太総務大臣は、1993年に行われた第40回衆議院議員総選挙に25歳の若さで伯父の田中六助さんの地盤を引き継ぐ形で、自民党公認として初挑戦しましたが落選。
その後も2回自民党公認として衆議院議員総選挙に挑戦しましたが、いずれも落選。
衆議院議員総選挙に当選したのは、初挑戦から10年後の2003年衆議院議員総選挙でした。
この時は無所属で挑戦し、自民党公認の山本幸三さんを破り初当選。この後は現在まで落選することなく現在まで6回当選しています。
衆議院議員になってからの活躍
武田良太総務大臣は初当選後の2004年8月に自民党に入党しています。
しかし、小泉内閣の時の郵政民営化法案に反対票を投じ、直後に行われた衆議院議員総選選挙では無所属で出馬し当選。その後衆議院に再提出された郵政民営化法案にの採決では賛成票を投じ、復党が認められています。
2008年に福田武夫内閣において防衛大臣政務官、2013年に安倍晋三内閣で防衛副大臣に、2019年に国家公安委員長として初入閣。そして今回の菅義偉内閣では総務大臣として入閣しています。
武田良太総務大臣の評判
武田良太総務大臣の評判はどうなのでしょうか?
官僚からは、「面倒見が良い」、国家公安委員長時代の国会答弁でも「答弁に詰まっているのをみたことがない」と評判は良いようです。
人物評としては、「酒豪で『一緒に飯を食うのが政治』を地で行く、一世代前のような政治家です」「義理人情に厚く、金と人集めがうまい」と言われているそうです。
政治家としての評判は良いようですね。
ただ、以前には元暴力団関係者から政治資金パーティーの代金が支払われたと週刊誌で報じられたこともあり、脇が甘いところもあるようです。
今後こういったスキャンダルが起こらないことを祈ります。
武田良太総務大臣と麻生太郎財務大臣の対立とは
武田良太総務大臣と麻生太郎財務大臣の対立とは何のでしょう?
武田良太総務大臣と麻生太郎財務大臣は共に福岡が地元の衆議院議員です。そして総務大臣と財務大臣は、地方交付税の配分などでも連携が必要ですが、二人は閣僚懇談会では話すことも目を合わせることもないそうです。
なぜここまで二人は対立しているのでしょうか?
もともと武田良太総務大臣と麻生太郎財務大臣は、以前から福岡県内の公認候補を巡って対立していたようです。それが平成16年に行われた鳩山邦夫元総務大臣の死去に伴う衆院選福岡6区の補欠選挙で表面化しました。
この対立を簡単に言うと、自民党福岡県連が決定した候補者に対して武田良太総務大臣が推す候補に差し替えさせようとしたことが事の発端です。
自民党県連が決定した候補には選対本部長として麻生太郎財務大臣が就任し、自民党本部に公認申請していました。これを覆そうと、武田良太総務大臣の派閥の長である二階幹事長までもが参戦し、結局双方に公認は出さずに分裂選挙となり当選した候補が公認するという方針を決定したのです。
単に自民党福岡県連内部の問題でなく、武田良太総務大臣の派閥の長である二階幹事長まで参戦となり、当選したのは武田良太総務大臣が推す候補。それは麻生太郎財務大臣も怒りますよね。
これ以外にも2019年に行われた福岡県知事選挙でも二人は対立し、この時も麻生太郎財務大臣が推す候補は落選しています。
これだけ見ても武田良太総務大臣と麻生太郎財務大臣の確執は根深そうですね。
今後の政権運営に支障がでなければよいのですが・・・。
同じ福岡県選出の衆議院議員宮内秀樹さんについても記事を書いていますので、ぜひご覧ください
宮内秀樹(農水副大臣)の経歴や派閥は|地元福岡では麻生太郎と対立
まとめ
今回は「武田良太議員の経歴や評判は。地元福岡では麻生太郎議員と対立してる」と題してまとめました。
武田良太総務大臣には携帯料金の引き下げやNHKの受信料の引き下げなど、国民生活に関わる案件を抱えているので今後も頑張ってほしいものです。
ただ、麻生太郎財務大臣ともあまり険悪にならずにやっていって欲しいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント