参議院議員の林芳正さんが衆議院への鞍替えを取り沙汰されていますね。
山口県の衆議院議員と言えば、1区には前回の選挙で父親の高村正彦さんから地盤を引き継いだ高村正大議員、2区には現防衛大臣の岸信夫議員、3区には河村建夫議員、4区には前総理大臣の安倍晋三議員。
山口県は自民党が強い保守王国ですが、林芳正参議院議員は河村建夫議員の3区をねらっているようですね。
さて今回はそんな林芳正参議院議員について「林芳正参議院議員の経歴や派閥は|夫人も東大卒で家系図もすごかった」と題してまとめました。
林芳正参議院議員の経歴は
林芳正さんのプロフィール
名 前:林 芳正(はやし よしまさ)
生年月日:1961年1月19日
選挙区:山口選挙区
当選回数:5回
生い立ち
父親の林義郎さんが通産官僚であったため東京で生まれますが、1969年に父・義郎さんが衆議院議員選挙に旧山口1区から出馬するのに伴い、一家で山口県下関市へ転居。高校時代まで下関で過ごしています。
高校は山口県立下関西高校ですが、この高校は設立当初(1920年設立)から県内随一の偏差値を誇る進学校で、現在でも偏差値は県内トップを維持し続けています。
高校卒業後は東京大学法学部へ進学し、卒業。
大学卒業後、三井物産に入社しますが、5年ほどで退社し、林家のファミリー企業であるサンデン交通、山口合同ガスを経てアメリカのハーバード大学へ留学しています。
県内トップの進学校から東京大学法学部、そして国内でも有数の商社に入社するなんて、エリートコースを歩んできたんですね。しかもハーバード大学へ留学。
すごい、というほかありませんね。
政治家として
林芳正さんが政治家になるのは、1995年7月の参議院議員通常選挙において自由民主党公認で出馬し初当選。
その後は現在まで連続当選しています。
この間、防衛大臣、内閣府特命担当大臣(経済財政政策)、農林水産大臣、文部科学大臣などを歴任しています。
林芳正参議院議員の派閥は
林芳正参議院議員の所属する派閥は岸田派です。
岸田派は正式名称は宏池会と言い、自由民主党の中で最古参の派閥です。
設立者は、「所得倍増計画」を推し進めた池田勇人です。
略称の変遷としては、池田派→前尾派→大平派→鈴木派→宮沢派→加藤派→古賀派→岸田派と続きます。
派閥の名称を見てもわかるとおり、多くの総理大臣を輩出しています。
名前を挙げると、池田勇人、大平正芳、鈴木善幸、宮澤喜一の4人の内閣総理大臣を、野党時代には、河野洋平、谷垣禎一と2人の自民党総裁を輩出しています。
名前を見ただけでも名門派閥だと分かりますよね。
この派閥はもともと池田勇人が官僚出身だったこともあり、官僚出身の議員やスタッフを中心に結成され、現在まで政策に明るい議員が多く在籍しています。
しかし、政策に明るいものの政争に暗いと評され、「公家集団」と揶揄されることもしばしばです。
今の派閥の長・岸田さんをみてなんとなく納得ですね。
林芳正参議院議員の家系図について
林家は、下関市の醤油醸造業の大津屋や下関市を中心に展開するバス事業者のサンデン交通の経営を行っています。
林芳正さんから家系をさかのぼっていくと、
両 親
父親は林義郎さん。
通産官僚から衆議院議員になり、大蔵大臣、厚生大臣を歴任。
母親は林万里子さん。
祖父が日本の大手総合化学メーカー宇部興産創設者の俵田明
祖 父
祖父は林佳介。
衆議院議員を務め、山口合同ガス社長、サンデン交通会長、下関商工会議所会頭を歴任
曾祖父
曾祖父は林長五郎。
高祖父
高祖父は林平四郎。
貴族院議員、衆議院議員を務める。
こうやって見ると、代々資産家の家系で国会議員を何人も輩出している名門の家柄なんですね。
林芳正参議院議員の妻は
林芳正さんは家系もすごいですが、妻もすごかった!
林芳正さんの妻は、林裕子(はやし ゆうこ)さんとおっしゃいます。
林裕子さんの実家は大阪で内科の開業医をしており、もともとは京都で190年ほど前から続く代々医者の家系。
林裕子さんは、林芳正さんの妹と東京大学の同級生で親友だったそうです。
妹さんが愛のキューピッドだったのかもしれませんね。
東京大学では医学科保健学科で、コンピューターを使った医療統計学を学び、卒業後は日本IBMでシステムエンジニアとして勤務していました。
現在は、山口大学大学院技術経営研究科教授(特命)を務めていらっしゃいます。
夫婦そろって東京大学、しかも家柄も資産家、代々医者と、世の中にはこんな人たちもいるんですね。
まとめ
今回は「林芳正参議院議員の経歴や派閥は|夫人も東大卒で家系図もすごかった」と題してまとめました。
いや~、林芳正さんって本人の学歴、家柄だけでなく、奥さんの学歴、家柄もづごかったですね!
林芳正さんは将来総理大臣を狙っているともいわれています。そのためにも衆議院議員への鞍替えは必須事項ですね。
なぜ、総理大臣になるために衆議院議員になる必要があるのかについてまとめた記事がありますので、よろしければこちらもご覧ください。
林芳正議員はなぜ衆議院に鞍替えしたいのか。参議院では総理になれない?
今後の林芳正参議院議員のご活躍を見守りたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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